2021.11.24
フルリノベーションの費用は?メリットとデメリットも解説デザインリノベーションのメリット・デメリットは?費用相場も解説

ライフスタイルの変化に合わせて住まいをリノベーションすることは、非常に有効な方法です。
また、近年では、暮らしやすく機能を充実させるだけでなく、デザインを重視した、いわゆる「デザインリノベーション」も人気となっています。
しかし、「デザインリノベーション」をしたいと思っていても、具体的にどのようなメリットやデメリットがあり、またどれくらいの費用がかかるのか不安に思う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「デザインリノベーション」のメリットやデメリット、そして目安となる費用相場などについて徹底解説したいと思います。
デザインリノベーションとは
デザインリノベーションとは、住み心地はもちろんのこと、理想とするデザインにこだわり、他にはない魅力ある住空間をつくるリノベーションのことをいいます。
時間の経過とともに、ライフスタイルは大きく変化します。
その変化に合わせ、最も身近にある住まいを変えていくことが、長く快適に暮らすための秘訣です。
必要な機能を備えることはもちろん重要ですが、さらに好みのデザインに囲まれることで、気分を上げてくれる特別な場所となります。
そのような、憧れの暮らし方を実現できるのがデザインリノベーションです。
また、デザインリノベーションを得意とする会社も非常に多くあります。
インテリアデザイナーやコーディネーターなど、専門的な見地からサポートを受けたい場合は、依頼を検討してみるとよいでしょう。
デザインリノベーションのメリット
デザインリノベーションとは、理想とするデザインを重視して住空間をつくることをいいますが、暮らす人にとってメリットの多い方法でもあります。
デザインリノベーションのおもなメリットについて、簡単にご紹介いたします。
立地の選択肢が広がる
新しい住まいを見つけようとするとき、最も気になることといえば購入費用ではないでしょうか?
とはいえ、立地条件のよい物件はどうしても高額になってしまうため、選択肢から外してしまう人も多いかもしれません。
しかし、築年数などの条件を除外することで、好立地であっても購入費用は抑えられます。
築年数が古い物件でも、デザインリノベーションを行うことで、おしゃれで快適な暮らしを実現することは十分に可能です。
また、ライフスタイルに合わせて、間取りを大きく変更することも自由に行えます。
つまり、デザインリノベーションを前提とすれば、利便性の高い好立地の物件も選択肢として検討できるというわけです。
規定範囲内で自由に設計・デザインできる
デザインリノベーションは、規定範囲内であれば、理想の設計やデザインを自由に楽しめます。
生活空間の使い勝手を考慮することも重要ですが、毎日を楽しめるよう好みのデザインでつくることも必要な要素といえます。
どこか懐かしさを感じられる素材にこだわったレトロスタイルや、コンクリート躯体をそのままむき出しにした荒々しいインダストリアルスタイルなど、自由な演出が可能です。
ただし、住宅によっては、一定の制約を受ける可能性がある点では注意が必要。
とくにマンションでは、管理規約によってルールが定められているため、その範囲で行わなければならないことは理解しておく必要があるでしょう。
費用を削減できる
デザインリノベーションは、新築物件を購入するケースと比較すると、かなりの費用を削減できます。
新築物件は難しくても中古物件であれば十分に手が届くというケースも多く、とくに立地条件を優先したい場合は、コストの優位性を感じられます。
また、新築物件は時間の経過とともにその価値は必ず低下しますが、中古住宅は一定の年数が経過した時点で値下がりは落ち着きます。
価値は低下しても質のよい物件は多く、それらを安く手に入れられることは大きなチャンスといってよいでしょう。
費用を削減して購入した物件は、デザインリノベーションを行うことで、新築同様に生まれ変わります。
デザインリノベーションのデメリット
デザインリノベーションは、メリットの多い方法ではありますが、いくつかのデメリットもあります。
そのため、実際に検討するときは、十分に注意しておくことが重要です。
デザインリノベーションのおもなデメリットについて、簡単にご紹介いたします。
耐震性や耐火性が不安
基本的にリノベーションは、現在暮らしている住宅か中古住宅を購入して行うことになります。
つまり、一定の築年数が経過しているということであり、場合によっては耐震性や耐火性が十分ではない可能性があるということです。
現在新築される住宅は、多くの部分で古い住宅と性能基準が異なります。
例えば、住宅の耐震基準は大きな地震が起こるたびに見直されてきました。
とくに1981年には、建築基準法改正にともなう大きな見直しがあったことから、それ以前の基準を「旧耐震基準」、以後の基準を「新耐震基準」と呼んでいます。
「旧耐震基準」で建てられた住宅は、大きな地震が起こったときの不安があるため、建物構造や地盤を調べるなど、慎重に検討する必要があるでしょう。
リノベーションできない範囲も
リノベーションを行うとき、その範囲が制限され、できない箇所が生じるケースがあります。
とくに、マンションの場合、「専有部分」と「共用部分」に分かれており、基本的にリノベーションが行えるのは「専有部分」に限られます。
「専有部分」とは躯体よりも内側にある居住スペースのことであり、それ以外の部分についてはすべて「共用部分」です。
そのため、玄関ドアや窓などの交換や、躯体へ穴をあけることなどの行為は、多くのマンションで制限されています。
そして、マンションにはそれぞれ管理規約があり、守るべきルールが定められています。
リノベーションに関しても、内容によっては禁止されている場合もあるため、その可否を事前に確認しておくことが重要です。
また、戸建て住宅においても、柱や梁、耐力壁などの重要部位は、取り除いたり切り欠いたりすると強度の低下を招く恐れがあります。
そのため、間取り変更などは一定の制限を受ける可能性がある点では注意が必要です。
デザインリノベーションの費用相場
デザインリノベーションの費用は、内容によって大きく異なります。
例えば、床面積の大きさによって、あるいはキッチンやユニットバスのような住宅設備のグレードによってなど、さまざまな要素で変わります。
大まかな目安をご紹介すると、フルリノベーションを行う場合の床面積あたりの費用相場は以下の通りです。
・1㎡あたり15万円程度~
つまり、床面積70㎡であれば1,050万円程度~ということになります。
また、その他の具体的な工事費用の目安については、以下の通りです。
・キッチン:50万円~
・トイレ:10万円~
・浴室:60万円~
・クロスの張り替え:1㎡あたり1,100円~
・フローリングの張り替え:1㎡あたり9,000円~
まとめ
デザインリノベーションは、これから長く生活の中心となる住まいを、理想のデザインにこだわってつくる住空間をいいます。
とはいえ、理想をそのまま形にすることは、簡単ではありません。
メリットやデメリットを踏まえ、暮らす人のライフスタイルに合わせてプランニングを行うことが重要です。
そのためには、経験と実績が豊富な専門業者によるサポートが、大きな力となります。
デザインリノベーションで憧れの住まいづくりを検討中であれば、デザイン力のある、そして信頼できる業者に依頼することがポイントとなるでしょう。
運営者情報
- 運営会社
- 株式会社 REIWAクリエイト
- 住所
- 〒812-0016福岡県博多区博多駅南2丁目3-26
- お問い合わせ
- 092-409-9970
関連記事
-
2022.03.19
ガレージをリノベーションする際の費用は?種類や素材についても解説 -
2021.09.02
リノベーションとリフォームの違いとは? -
2021.11.22
キッチンをリノベーションする際の費用や工事期間は? -
2021.09.03
リノベーションでよくある失敗と対策方法